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ペンタブが気になっているけど、いまいち分からないなぁ〜
最近、Blender始めたけど必要なのかな?
ペンタブの種類が多くて、選ぶのも難しそうだし、、、
Blenderを始めたうえで、ペンタブが気になっているけど、本当に必要かどうか悩んでいませんか?
ペンタブを使用すれば、より作業を効率的にできるので、特に最前線で活躍されている方ほど、必須アイテムとして活用されています。
また、一昔前よりペンタブの性能が高くなりつつ、価格は安くなってきているため徐々に普及しています。
しかし、年々ペンタブの種類が増えて、選択肢が増えていることから、結局どれを選べばいいのか判断が難しくなっているのが現状です。
決して安い買い物ではないので、購入した後に後悔したくはないですよね?
そこで、ペンタブの選び方ガイドを作成しました。
3DCG (特にBlender) 分野から見るペンタブに絞り込むことによって、あなたにあったものを最短で見つけることができます。
また、ペンタブの役割から魅力についてもしっかりご紹介します。
今回は、以下の3点です。
- ペンタブってそもそも何?Blenderでどんなことができるの?
- ペンタブの選び方と注意点
- おすすめペンタブを5つ紹介
ペンタブについて理解することで、失敗することなく短時間で、あなたにあったペンタブに出会えるはずです。
ペンタブは使いこなせば強力なツールだよ!
ペンタブってそもそも何?Blenderでどんなことができるの?
ペンタブとは
ペンタブ (ペンタブレット) は、3DCGソフトやグラフィックソフトなどに接続し、タッチパネルのように操作することができるデバイスです。
ペンタブレットは、入力装置であり、それを使用して、画面上のオブジェクトを操作することができます。
筆圧センサーやジャイロスコープなどが搭載されており、手書きのような自然な描き味を再現することができます
板タブと液タブの違い
ペンタブには大きく2種類あります。
板タブ (板タブレット)と、液タブ (液晶タブレット)の2つです。
それぞれの特徴について、下記で解説します。
板タブの特徴
板タブは、パソコンと繋げることで、板タブで描いた線や描画が、パソコンに送信され、ソフトウェア上に (モニターに) 反映されます。
一般的にペンタブと呼ばれているのは、こちらの板タブです。
板タブは、トラックパッドやマウスとは異なる操作感を提供し、より手軽に高品質なグラフィックスを作成することができます。
液タブの特徴
液タブは、液晶モニタが組み込まれたタブレットです。
モニタに描画したものが、ペンタブ上に反映されるため、アナログの絵と同じような感覚で描画が可能です。
直感的に線を引きやすいため、ミスが少なくなり、作業効率がよくなります。
ただし、液タブは、液晶モニタが組み込まれている分、板タブより価格が高くなる傾向です。
Blenderでペンタブを使用する魅力
表現が増える (操作も簡単)
ペンタブは、人物の顔や髪の毛といった、繊細な編集作業をする際に大きな効果を発揮します。
なぜなら、マウス操作するよりも、操作が正確になるからです。
特に、テクスチャやスカルプトといった細かい操作をする際に、非常に便利です。
作業の効率化ができて、時間を生む
やはり、Blenderで良い作品を制作する際に、作業の早さは重要です。
なぜなら、同じ時間でより多くの作業ができれば、その分の時間を次の作品作りの経験に当てたり、休息を得ることで、次回のクオリティが増していくからです。
ペンタブを使用すれば、マウスに比べて頂点を選択するまでの時間が早くなったり、ショートカットを使いこなして、作業を効率化できます。
手が疲れにくく、長時間作業できる
ペンタブはマウスで操作するより疲れにくいと言われています。
なぜなら、手首をデスクと平行にひねりながら握るマウスよりも、手首を自然な角度のまま扱えるペンスタイルのほうが長時間の作業でも疲れないためです。
また、ペンタブの方が、肩から指先までの手全体を使用して取り扱うので、体への負担を軽減します。
ペンタブの選び方と注意点
ペンタブレットのメーカーといえば「Wacom (ワコム)」と「XP-PEN」です。
家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」によると、
日本が運営している「Wacom (ワコム)」は常に90%前後のシェアを保っています。
また、2位のシェア率をもつ「XP-PEN」は、中国メーカーですが、圧倒的な安さと技術の進化により、近年注目が高まっています。
よって、どちらかのメーカーから選べば、まず間違いないでしょう。
液タブの仕様一覧
液タブの定番商品をスペック表一覧として作成しました。
項目 | Cintiq Pro 24 | Artist 24 Pro | Cintiq 16FHD | Artist 12 セカンド |
---|---|---|---|---|
画像 | ||||
メーカー | Wacom | XP-PEN | Wacom | XP-PEN |
画面サイズ | 23.6型 | 23.8型 | 15.6型 | 12型 |
最大表示解像度 | 4K ( 3840 × 2160 ) | 2K QHD ( 2560 × 1440 ) | フルHD ( 1920 × 1080 ) | フルHD ( 1920 × 1080 ) |
筆圧レベル | 8192レベル | 8192レベル | 8192レベル | 8192レベル |
PC接続 | USBType-C × 1 USB-A × 2 | USBType-C × 1 USB × 2 HDMI ×1 | USB × 1 HDMI × 1 ※ 3in1ケーブル | フル機能USB-C × 1 USBType-C × 1 |
外形寸法 ( W × D × H ) | 677×394×47 ( mm ) | 632×370×44.8 ( mm ) | 422×285×24.5 ( mm ) | 346.2×209×12 ( mm ) |
質量 | 約7.2kg | 約7.0kg | 約1.9kg | 約0.88kg |
発売日 注1 | 2018年3月 | 2020年5月 | 2019年1月 | 2021年10月 |
価格 | 約30万 | 約10万 | 約7万 | 約3万 |
※注1: Amazonでの取り扱い開始日
ペンタブの大きさは、「12型〜24型」が売れ筋で、その間を選ぶ傾向が多いです。
また、「Wacom」と「XP-PEN」で大きな価格差があります。
早見表
ペンタブの選定にあたり、下記のようなフロー図をご用意しました。
こちらでざっくりとした目安をつけることができます。
細かい点で異なる部分がありますので、下記で詳しく解説していきます。
ペンタブの入手方法と注意点
ペンタブの入手は、「Amazon」「楽天市場」「Yahooショッピング」「公式サイト」などで購入するのが一般的です。
XP-PENの公式サイトなんかでは、頻繁にセールをおこなっていたり、おまけが付いてきたり、別の販売サイトで購入するより保証期間が長いのでおすすめです。
利用者数の多いAmazonは、送料無料やPrime会員特典といった部分で便利です。
楽天市場やYahooショッピングでは、一部取り扱っていない製品もありますが、ポイント等の還元が豊富です。
3DCG制作において、ペンタブを選ぶ際の注意点としては、あまりにショートカットのボタンが少ないものだと、使用しづらいということです。少なくとも2つ以上のスイッチは必須です。
おすすめペンタブを5つ紹介
各ペンタブごとの特徴や選定方法について詳しくご紹介します。
Intuos Pro Large (Wacom)
Intuos Pro Largeは、プロフェッショナル向けとして定番の板ペンタブレットです。
多くのプロクリエイターも愛用しています。
特徴としては、コンパクトなデザインかつ広い描画スペースを実現します。
また、わずか8mmという薄さながら耐久性に優れた素材が採用されており、スマートなデザインになっています。
エクスプレスキーやタッチホイール、サイドスイッチにショートカットを割り当てることで、作業を効率化できます。
このように、Intuos Pro Largeは、クリエイターの想像力をサポートする多彩な機能を備えており、ワークフローの効率化や幅広い表現を可能にします。
Cintiq Pro 24 (Wacom)
Wacom Cintiq Pro 24は、プロフェッショナル向けの液晶ペンタブレットです。
24インチの大画面により、細部まで美しく描画できます。
特徴としては、Wacom Pro Pen 2というペンを使用することで、筆圧感知に対応し、自然な描画を実現します。
また、4K解像度に対応し、高精細な映像を楽しむことができます。
更に、USB-CポートやHDMI端子などの多彩な接続機能も搭載しているため、どんなデバイスとも接続できます。
このWacom Cintiq Pro 24は、グラフィックデザイナーやイラストレーターなどのプロフェッショナルにとって、最適な選択肢となるでしょう。
Artist 24 Pro (XP-Pen)
XP-Pen 液タブArtist 24 Proは、24型の液晶ペンタブレットです。
XP-PENは、Wacomに続いて2位のシェア率であり、近年急速に伸び始めています。
特徴としては、大画面なので、拡大しなくても細かな作業ができ、繊細な描画に向いています。
また、解像度2560×1440に対応し、視野角が広くて画質が高いIPSパネルを搭載しているため、高精細な映像を楽しむことができます。
Type-Cケーブル1つで、パソコンとの接続が可能かつ、HDMIやUSBハブもあるため、幅広いデバイスに対応してます。
上記のように、Wacomで同等スペックと比較しても、半額以下とかなり安くコスパは化け物級です。
さらに、公式ストアでは期間限定セールも定期的におこなっているので、タイミングが良ければ、高スペックな液タブを安く購入することができます。
Cintiq 16FHD (Wacom)
Wacom Cintiq 16FHDは、ミドルクラス向けの液晶タブレットです。
16インチの画面で、作業時にも制作スペースにも大きすぎず、小さすぎない、ちょうどよいサイズです。
専用ケーブルをPCのHDMIとUSBポートに電源接続するだけで、簡単に接続ができるので安心です。
さらに、繊細な表現を可能にする最新ペンセンサー (Wacom Pro Pen 2) を搭載。
FHD (1920×1080) 解像度に対応し、高精度な映像を楽しむことができます。
ペン部分はプロクラスでありながら、タブレット側の機能を最小限に備えることによって、コストパフォマンスの高い液晶ペンタブレットになっています。
Artist 12 セカンド (XP-Pen)
XP-Pen 液タブArtist 12セカンドは、12型の液晶ペンタブレットです。
こちらはコスパ最強ではじめての液タブに最適です。
特徴としては、筆圧感知に対応し、傾き検知の精度が高く、視差が少ないことから、
細かな表現をストレスなく描くことができます。
また、フルHD (1920 x 1080) 解像度に対応し、内蔵チップもX3スマートチップと最新です。
デジタルペンや専用のType-Cケーブル、替え芯もついており豪華仕様となっております。
XP-PENは中国の会社が運営していますが、年々技術が進化しており性能は正直かなり高いです。
個人的にも1番おすすめの商品です。
おわりに
本記事では、Blenderで使用できるおすすめのペンタブについて紹介しました。
筆者もペンタブを購入しようと悩んだときに、かなり迷ったので記事を作成しました。
決して安い買い物ではないので、できるだけ失敗したくないですよね。
そのためには、まずは自分の求めるスペックと予算感をイメージすることが重要です。
とはいっても、3DCGといったクリエイティブな活動をするときに、
ペンタブのスペックは非常に重要ですので、投資だとおもってある程度良いものを買っておいたほうが安心です。
きっとそのペンタブは長期間、使用することになりますからね ♪
あなたのペンタブ選びの参考になれば幸いです。
このガイドさえあれば、失敗せずにペンタブを選べそう